お菓子

2013年7月29日 (月)

夏の干菓子・おまけの主菓子

こじかです。

こちらアラブも毎日40度越えの灼熱の夏であります。。。

日差しが痛い。 昼夜とわず、冷房フル運転・・・

さて、今日は久々に和菓子のネタ。

実は2ヶ月ほど前から、茶道のお稽古に通い始めています。

日本にいたときに習っていたのですが、もう5年のブランクがあります。

私の住む地域でも、茶道サークルをやっている日本人の方がいて、

ひょんなことから、運良くその方を紹介していただけたのです。

わたし、たいした腕はないのですが、ほんとに茶道が大好きで、

海外に引っ越すときも、茶道の道具だけは持ってきていました。

今回、茶道の会にメンバーとして参加させていただけて、超ラッキーです。

そんな訳で、またちょっと、気分的に和菓子製作にむくむくと沸き立ちまして・・・

最近このブログ内でよく検索されているネタが 「御干菓子」 でしたので、

久々にまた「艶干し錦玉」を作ってみることにしました。

そして一応、自分の覚書きとしてレシピも載せておきます。

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  ~レシピ~

材料: 粉寒天 4g

水: 250g(ccではなくグラムです)

砂糖: 200~260g

あとはお好みの色粉、フレーバーエッセンス。

作り方

1.粉寒天と水を、焦げ付きにくい鍋で混ぜながら軽く沸騰するまで火にかける。

2.寒天がしっかり溶けたら、砂糖を加え、ドロリとなるまで煮詰める。

3.色粉やエッセンスを加え、混ぜる。(あまりかき回わさず、鍋をゆすって)

4.火からおろし、小さな流しかん(なければタッパー)に流しいれる。

5.固まるまでほっとく。(常温でも30分で固まりますが、急ぎなら冷蔵庫で)

6.固まった寒天を好きな型でくり抜く。もしくは一口大に切り分ける。

7.クッキングシートかホイルなどに並べ、天日に干すorオーブンで送風乾燥。

8.表面が乾いて、皮ができたら1個づつひっくり返して裏側も乾燥させる。

9.表面がカチカチしてればできあがり。

<コツ>

寒天は砂糖と一緒に火にかけると溶けません、砂糖は寒天が溶けたあとに!

火からおろした後は、混ぜすぎないように!結晶化してザラザラしちゃいます。

型に流した時、液体が2cmくらいの高さがないと、出来上がりは美味しくないです。

あ、当然ですが、ゼラチンでは作れません…^^;

外側はシャリっと、中はプリっと。 和製ジェリービーンズですね

黄色のものは、マンゴー味。 製菓用のマンゴーエッセンスを使いました。

黄緑は 柚子味です。色は着色しましたが、生の柚子皮を使いました。

乾燥の柚子の粉をもらったので、入れてみたのですが、香りが弱いので、

冷凍してある柚子を少し削って、皮も一緒に寒天液と煮出してみると、

しっかり風味が出ましたよ。 さすが生の柚子。

夏なので、青柚子っぽくしようと思ったのですが、ちょと色が濃すぎたかな。

以前は、窓際で天日干しにしたのですが、今回はオーブン送風乾燥。

温度は入れず、ただの送風です。完全に乾くまで3日くらいでした。

砂糖はレシピより最小減にしたので、食べやすい甘さになりました。

薄茶を点てていただきましたが、お抹茶にはもっと甘い方が合うかもしれません。

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この平茶碗、花火の柄で、夏っぽいでしょ!

去年、日本に帰って京都旅行をしたときに、つるさんが誕生日プレゼントに、

清水五条の陶器祭りで買ってくれたものですpresent

もらってから1年越し、今年よくやく、初おろしとなりました。

実際に茶を点ててみると、すごくかわいい。今さらですが気に入りましたnote

寒天液を作ったついでに、寒天の主菓子も作りました。

以前作ったことのある「金魚すくい」の、カラーバリエーションを増やしてみた。

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丸型で作ってみたら、なかなかいいですね。

ちゃちゃっと小豆を炊いたものを入れて、池の小石に見立てて。

中の金魚は、今回はちゃんと練り切りで。 色も滲まずいい感じ。

アラブの暑い国では、金魚ではなく熱帯魚かな・・・coldsweats01

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↑こちらは以前作った物と同じかたちで。

下の白い部分は、白あんの寒天です。

青い色って、ほんとは食欲が減退するらしいので、本来使わない色ですが、

暑い日のこうしたお菓子には、透明感があれば涼しげでいいですね。

ただ・・・

わたし、実はあんまり寒天(錦玉寒)が好きじゃない。。。あんみつは好き

綺麗だけど、甘いだけで風味がないし、ゼリーみたいにちゅるんっとしてないし・・・

4つも作ってどうしよう。。。つるさんに無理矢理食べさせようかな。。。

お抹茶、点てるから、誰か食べに来ておくれ~sweat01

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2013年3月22日 (金)

春のお彼岸

こじかです。

三月下旬、お彼岸ですね。

今年も母方の祖母の命日におはぎを作りました。

おはぎの他に今年は道明寺餅も。

祖母の大好きだった小豆はもちろん北海道産で、つぶあんと漉しあんを炊いて。

ここでは道明寺粉なんて手に入らないので、チャイナマーケットで買ったもち米を

一晩水に漬け、ふやけたもち米をもみ込んで、粗く砕いて蒸しました。

ネットで検索したら、和菓子屋さんのご主人が道明寺の作り方を載せていたので、

真似てみただけなんですけどね。。。

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今回は初めての試みで、小豆の炊き方を変えてみました。

水から茹でるのではなく、熱湯で2、3回茹でこぼし、

それをまた熱湯で沸騰させた小豆を、ステンレス魔法瓶で熱湯で保温しておく。

火にかける手間が省けるのと、熱湯で茹でることで豆が均等に加熱されるらしい。

ポットで保温するのは圧力鍋と同じような作用なのでしょうね。

小豆の袋やレシピ本には、水から炊くと書いてあるのですが、敢えて熱湯で。

一晩ポットで保温した豆を、もう一度火にかけ砂糖で炊き上げます。

おかげでつぶあんの方はいつもより粒が煮崩れずに柔らかくなりました。

漉し餡も同じようにして、柔らかくなった豆をつぶし水に晒してさらし餡に。

道明寺餅自体が甘いので、漉しあんはいつもより甘さ控えめに仕上げました。

もち米3合を半々にして、おはぎ用は鍋でいつも通りに炊き、

道明寺のほうは砕いて蒸し上げた後、色粉の砂糖水(湯)に漬けこみ蜜を吸わせる。

今回も色粉を入れ過ぎて、作りたいイメージより濃くなってしまった。。。

慌てて砂糖水を足して色を薄めようとしたけど、餅がゆるくなってしまい、

水分を飛ばすためにもう一度蒸す羽目に・・・

出来立ては手で持てないくらいやわい生地になってしまいましたが、

冷蔵庫に入れて翌日食べたらちょうど良かった。

今回は予想より多く出来上がったので、お裾分けも4軒にまわしましたよ。。。

ま、色んな人に食べてもらえるなんて、有難いことです。

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もちろん自分でも食べました。(試食を入れたら5個は食べてるかも)

久々に薄茶も点てて、朝からおはぎと道明寺・・・

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この茶碗は母から誕生日プレゼントで買ってもらったもの。

たまたま、食器屋さんに行く用事があった時に、好きなのを買っておいで、と

お金だけ預かって自分一人で選んだのですが・・・

決して高価な器ではないですが、薄紫のやわらかい色合いが気に入っています。

亡くなった祖母もこんな淡い紫が好きでした。

お彼岸中、祖母もおはぎと道明寺を食べに、我が家まで寄ってくれた気がします。

我ながら美味しい漉しあんに仕上がってて、桜の薫りとほのかな塩味も絶妙。

桜の葉の塩漬けは、日本から買ってきていたものですが、賞味期限切れ・・・

でも封も開けてなかったし、乾燥させて粉末にしたので問題なく食しました。

桜の葉の粉末は、つるさんがウクライナでさくらもちを作ったとき発明したのですが、

最近はふつうの方々でもこうして粉末にする人が増えてるみたいですね。

道明寺の葉っぱを食べるのが苦手な人でも、これで美味しく桜を堪能できます。

粉末にすると他にもいろいろ用途がありそうで便利です。

お花見の季節ももう間近。。。

日本の桜を見に行くことはできないけれど、この粉末を使って何かお菓子を作って、

桜のかおりを満喫しようと思います。

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2013年1月11日 (金)

クリスマスとお正月のお菓子ら・・・

こじかです。

珍しく週に2回のブログ更新です。

今日は朝から小雨&強風で、空はどんより 気温も21℃と低め。

ちょっと前のネタですが、クリスマスに作ったケーキと

お正月に作ったお菓子を、小正月が過ぎる前にUPしようと思います。

去年のクリスマスに、久々にホールケーキを作ったんですよ。

つるさんが職場のシェフたちとのX'mas Partyに参加すると聞いたので、

差し入れにホワイトチョコムースのケーキを気合入れて作りました。

そのPartyにはホテルの一番えら~いエグゼクティブシェフ(総料理長)や

副総料理長、それと各レストランのトップが集まるって聞いたもんですから、

そりゃ~もう、めちゃくちゃ頑張りましたよdash

わたしの心の師匠と勝手に思っている、カナダにお住まいの女性のブログで見た

おととしのクリスマスケーキを参考にさせていただきました。(にこリンク参照)

(その女性は本場フランスで修行された元パティシエさんで、わたしには神のような人です)

ご本人様には何の許可もなく真似てみましたが、当然まったく違う代物に・・・

なので、期待せずに心と目のハードルを下げて画像をご覧くださいcoldsweats01

因みに、夜の撮影だったので画像の質もかなり悪いです・・・

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明かりが変ですみません。

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Img_4060_2こちら断面図↓  さらに明かりが変で見づらくてすみません。

夜、屋外で撮ってきたものなので・・・

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土台にはダークチョコのジェノワーズ、真ん中にラズベリーのジュレを挟み、

側面にはホワイトチョコのココナッツパウダー掛けプレートをくっつけて、

上はドライオレンジのスライスと雪の結晶チョコ細工、フルーツを乗せました。

ドライオレンジとチョコ細工、チョコプレートは、師匠のブログで見たものを

参考にして自分なりに作ってみたんですが、全然うまくできませんでした。。。

ホールで作ってそのまま持って行ったので、わたしは一口も味見をしていません。

ラズベリーのジュレとジェノワーズは味見したのですが、肝心のムースの出来は分からない。

持って行ってすぐに、つるさんがシェフ達にケーキを勧めると

早速召し上がってくれたようで、以外にもお褒めの言葉をいただけました。

「これが日本のケーキか、美味しい!」とか「ムースの柔らかさが絶妙だ」とか、

「チョコの甘みとラズベリーの酸味がちょうど良い」とか、「レシピ教えてくれ」とか、

「ゼラチンは日本製か?配合にかなり気をつかっている出来具合だ」とか、

果ては「うちに履歴書持ってくれば?」なんてことまで・・・

中にはパティスリーのシェフもいて、その方にも美味しいと言ってもらえて

総料理長や副総料理長も、なんと2ピースも食べてくれたらしい。

味見できなかったので、つるさんに持たせる時「余ったら1切れ持って帰ってきて」と

頼んでいたのですが、余るどころか完食だったそうです。

もちろんお褒めの言葉も、お世辞ありきのコミニュケーションだとは思います。

外国人なので単に甘い物好きなだけなのかもしれません。

それでも、かなり嬉しかったです。

土台や飾りの細工作りから入れると、3日がかりの大仕事だったし、

ホールケーキというだけで、わたし的には達成感120%でした。

その後日、余ったダークチョコのジェノワーズとラズベリージュレを使って、

自宅用&Yさんちへのお裾分け用に、ダークチョコのムースを作りました。

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ムース部分だけがダークチョコになったお一人様サイズ。

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5センチのセルクルで作りました。(セルクルをくれたせっちゃん、ありがとう^^)

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切り口が曲がってるし、チョコも汗かいちゃってるし・・・

かっちょ悪い画像ですなぁ。。。

まぁ、でもダークチョコオンリーで作ったので濃厚で美味しかったから善しgood

大晦日に紅茶と杏子のパウンドケーキを焼いたのに、写真を撮り忘れました。

それが2012年のお菓子納めだったのですが・・・sweat02

で、年明け早々に作ったのは小豆寒。

つるさんの職場のサービススタッフが、つるさんの店の御節を購入したのですが

彼は独りじゃ寂しいから一緒に食べてくれませんか、と我が家へ持ってきました。

海外で5星ホテルの御節を食べられるなんて有難い、ぜひどうぞ!となり、

わたしはお赤飯とお雑煮を作り、半端に余った小豆でお口直しのお菓子も。

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豆が割れない程度の固さに砂糖で炊き直し、あんこ寸前の状態を寄せたもの。

おせち料理ってけっこう甘い味付けのものが多いので、甘さ控えめにしました。

お腹一杯だったので、御節を持ってきてくれた彼にはお土産にして渡しました。

甘い物をあまり食べないつるさんも、一切れだけ食べて、

「うん、いいね。たまにキミはこういうイイ仕事するよね」だって。

はい、仰るとおり、たまに・・・です。

そしてその3日後には、タイ人のお友達の家でのランチを誘われたので

また小豆を炊いて粒あんを作り、どら焼きをこしらえました。

が、、、それも写真に収めてないんです。 見栄えがひどかったので・・・

いつも美味し~いタイ料理を作ってくれるEちゃん、和菓子が好きみたいで、

以前、餅クリーム大福を作って持っていったら、相当気に入った様子で、

何か月も経った今でも、「あの味が忘れられないわ~」と遠い目をして呟きます。

このどら焼きも、一口食べて「んん~~、たまらない!」と叫んでましたdelicious

「これなんて言うお菓子?」と聞かれたので、「どら焼きだよ」と教えると、

一生懸命「デュ ラ ユ キ」と発音。 それを聞いて一緒にいたYさんが

「ドラえもん、知ってるでしょ?ドラえもんの大好物のどら焼きだよ」と言うと、

「Ah~!、ドラエモン、ドラヤキ」と連発してて可愛かった~happy01

そして一昨日、どら焼きで余った粒あんと、冷凍庫の奥に隠れてた粒あんを

別のものに再生しようと考えてたら、考えすぎて眠れなくなってしまいました。

眠れないので眠るのはあきらめて、そのまま徹夜で漉しあんを作りました。

粒あんをお湯でといて、ヘラで粒の小豆をつぶし、ザルで濾したあと、

水をかけながらさらに粉ふるいでうら濾し、水に沈殿させたものを絞りだし、

さらし餡を砂糖で炊いて、漉し餡の完成。

何度も水を取り替えて作ったので、ものすごくサラリとした上品な味になりました。

で、それを使って、作ったのがこちら↓

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ツルツル頭~  って、何だか分かりづらいかな。。。

では、分かりやすい画像↓

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宣材のようなわざとらしい画像で分かりやすいでしょう?coldsweats01

黒糖饅頭です。利久饅頭とも呼ばれているかな。

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皮の色は薄いけど、餡にも少し黒蜜を入れたのでコクと風味があります。

黒糖は沖縄産やんばる糖だし、漉し餡も上出来!我ながら絶品なお饅頭でした。

お裾分けしたYさんから「うま~~~い!和菓子屋の饅頭だ~!」とメールがきた。

あんを皮で包む「包餡」、実は苦手分野。

お饅頭に詳しい人なら、見てすぐわかると思いますが、良い皮の厚みとは

1:3:5の比率で、底部分が1、横部分が3、てっぺんが5、になっているらしい。

つまり、中の餡がど真ん中にきていない方が美味しく感じるんだそうです。

でも、私の場合、とにかく真ん丸にするだけで精一杯。

そっちに気を取られ、手のひらの中で上下左右が分からなくなってしまうのです。

まして比率の1の部分が破れて、餡が飛び出しちゃう可能性もあるし。

でも、わたしの作ったものは、綺麗な丸になっただけ善しとしてます。

今回のは味も固さも餡のしっとりさもバッチリだったので、それだけで100点。

また作りたいなぁ~と思える作業でした。(が、漉し餡作りが面倒くさいのね~)

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画像に写っている抹茶茶碗は、去年の夏に京都へ行ったときに、

清水五条の陶器祭りで買ってきたものです。今回ようやく出番となりました。

抹茶茶碗には珍しい、燃えるような赤(緋色)と緑がかった灰色が眼を惹きました。

画像では分かりづらいのが残念ですが。。。

両手で持ってみたときの、やわらかいしっくり感がまた良かった。

陶器祭りでは色んな茶碗を見比べて、触って持ち比べて、歩き回った挙句、

やっぱり一番最初に”いいなぁ~”と思ったこの茶碗に決めたのです。

この時、つるさんが誕生日プレゼントに買ってくれた茶碗もあるのですが、

夏生まれのわたしに、夏の花火の思い出の、花火の絵柄が入ったものなので、

それはまた夏の頃にお披露目になるでしょう。

それにしても、年明けから餡子づいてるなぁ・・・

冬のこの時期には練り切りも適した気温だし、また小豆を炊く日が続きそうです。

重いが上がってるうちに、また濾し餡を作らなくちゃ。。。

あらら、ダジャレをやめたつるさんの分が、わたしに回ってきた菓子ら???

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2012年11月11日 (日)

まとめて和菓子ネタ

こじかです。

すっかり夏も過ぎて、ようやくアラブも過ごしやすい気候となりつつあります。

日本はもう寒いのでしょうね。

こちらも冬になると意外と寒いんですよ、砂漠ですから。。。

今年こそは暖房器具を買おうと思っています。

それはさておき、またもや久々のブログ更新、いろいろネタはあったのですが、

めんどくさがり病が重症のため、そのいろいろネタはUPできませんでした。

(する気がないだけですね・・・ははは^^;)

こっちにきてからすっかりお菓子ネタもUPが減っているので、今日はまとめてUP。

練り切り以外の和菓子を一気に載せちゃおう作戦です。

まずはこちら・・・

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ハンバーグじゃありません。五平餅です・・・

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ね、中身は白米でしょ。

実はこっちにきてすぐの頃、まだこっちのお米の炊き加減に慣れていなくて、

パサパサだったり水っぽくなったりと、ときどき失敗してしまったご飯を再利用。

すりこぎ棒でちょっとご飯を突いて、丸めて串刺しにし、それをフライパンで焼いて、

胡麻味噌のたれを作ってまわりに塗り、オーブンで焼いた五平餅もどきです。

そこそこ美味しかった気がするけど、次の日にはカッチカチになってました。

次はこちら。

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なんちゃってくず餅。

コーンスターチを鍋で練って冷やし固めたものです。

黒蜜はもちろん自家製。 きなこは日本から持ってきていたもの。

これ、去年の10月に作っていたようですが、まだまだ暑かったんですね。

冷たいデザートが食べたかったんですよ、たぶん。。。すでに記憶がおぼろ・・・

こっちではゼラチンが牛由来の物なので、なんかケモノ臭いんです。

だからゼリーとかも、濃いコーヒーゼリーとかじゃないと臭うんですよね。

で、有り余ってるコーンスターチ(中国産)で くず餅もどきを作ったって訳です。

はい、ではお次・・・

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こちら、茶通(ちゃつう)。一口大の焼き饅頭と言うのかな??

小さく丸めたこし餡を、抹茶風味の饅頭生地で包み、フライパンで焼いた物。

表面にはお茶葉を散らして焼いてあります。

蒸してないので、饅頭と言っても皮はやや固めです。

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この中身のこし餡、チャイニーズマーケットで真空パックになっていた餡子。

食べてみたら激マズ・・・

勿体ないので、その餡子を大量の水で洗い、さらし直し、炊きなおして、

それでもちょっと変な風味が残っていたので、すりごまを加えて胡麻餡にしました。

それを使って作ったのがこの茶通。

つるさんのお店に来る日本人のお客様からお土産をいただいたときに

お礼に何か茶菓子を作ってよ と、つるさんから頼まれて作った物です。

外はさっくり中しっとり、焼けた茶葉が香ばしい和菓子です。

リサイクルの餡でしたが、なかなか美味しい胡麻餡でしたよ。

続きまして、こちら・・・

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信玄餅もどき。 というのかな・・・?

甘めの求肥を練って、きな粉をまぶしたものです。

黒蜜をかけた写真を撮るのを忘れました。

求肥自体が甘めなので、このままでも十分美味しいです。

個人的な話ですが、もらって嬉しいお土産のベスト3に入りますね、信玄餅。

笹で包まれてつながってる草餅も、大好きです。 餅系が好きなんだなぁ。

そして次も餅・・・

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おすぎですっ! ・・・ではなく、おはぎです。

餅米が手に入ったので、今年の春のお彼岸に作りました。

ちょうど、わたしがこっちにくる2か月前に亡くなった祖母の命日だったので、

小豆の大好きだった祖母のために・・・と思い、山ほど作りました。

たっくさん作ったので、ご近所さん(日本人)にもお裾分けしましたよ。

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北海道人だった祖母は、田舎ならでは甘めが好きなので、甘めに炊いた米です。

水あめも少し入れたので、次の日でも固くなりませんでした。

使った小豆はもちろん北海道産です。自分で炊いた餡子はやっぱり美味しい。

お次は、和風な洋菓子?

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和菓子というにはちょっと気が引けますが・・・

抹茶の小豆入りシフォンです。

煮崩れなかった粒あんの粒を練り込んで焼いたもの。

これは仲良しのYさんにお裾分け用に、発泡スチロールの箱に入れてあります。

12センチ型なので、ワンホールそのままです。

Yさんはこれを食べて「人生で今まで食べたシフォンのベスト3に入る美味しさ!」と

絶賛してくれました。 きゃはhappy02

シフォンケーキは何気に得意なんですよ、わたし。 何度も改良してきましたからね。

そしてケーキのような和菓子がこちら・・・

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浮島です。

スポンジケーキのように見えるのですが、食べると完全に和菓子なお菓子。

卵と小麦粉の生地に白こし餡を練り込んであります。

漉し餡がたくさん入っているので、ふわふわではなくしっとり、の食感。

真ん中には今年の夏に日本に帰った時に買ってきた甘納豆が入ってます。

これもお裾分け用に作ったもの。冷凍保存もできるので、作り置きOKです。

よ~く見るとバレるけど、こういったものをまっすぐに切り分けるのが苦手。

なぜか斜めになってしまうんです。 で、切り直しているうちに小さくなる…sweat01

そういうことありませんか???

さて、最後はこちら。

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日本のお菓子といえば、カステラ。

表面の焼きムラと、文字がきれいに書けなかったのはご愛嬌。。。

これは仲良しYさんのご主人が働いている和食レストランが、今年25周年を迎え

先月25周年パーティーを開いたのですが、ちょっとご馳走になったので、

そのお礼に、後日ランチに行くついでに持って行ったもの。

カステラなら日持ちもするし、もち運びで崩れる心配もない。

おめでたい時などにも持って来いなお菓子ですよね。

これ、顔の倍ぐらいの大きさです。こんなに大きいカステラは初めて作りました。

ところがどっこい、アイシングで書いたこの字、持っていく前の晩に書いたのですが、

朝起きてみたら、なんと消えてる~~~wobbly

クッキーと違って、やわらかいスポンジ生地に吸収されてしまったみたいで・・・

それはそれは焦りました。 慌ててもう一度書き直し。

レストランに着いて、Yさんのご主人とマネージャーさんに早速お渡し。

中身もその場で見てもらい、早く食べないときっと文字が消えるかも、と告げました。

マネージャーさんはすぐに写真に撮って、ネットにUPしてたけど・・・。

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自分で言うのもなんですが、味は売り物並みに美味しい出来となりました。

切れ端をYさんのご自宅用にも別でおすそわけしたのですが、

甘いものが苦手なYさんのご主人も、珍しく2切れも食べてくれたそうです。

因みにつるさんは食べてませ~ん。

ま、つるさんの口に入る前にいつもなくなっちゃうんですけどね。。。

そろそろ涼しくなってきたので、また小豆を炊こうと思います。

次は何を作ろうかな~happy01

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2012年4月24日 (火)

上生菓子 練り切り ~初春・迎春~

こじかです。

早くUPしなきゃしなきゃと思いつつ、4月になってしまいましたが。。。

ほんっとに久々に作った1月の和菓子ネタです。

話の発端は、つるさんとわたし共々いつも仲良くしている日本人の男性2人が

ここアラブで開催されるフルマラソンに参加しまして、その日のランチに

つるさんの店で食事をするって事になり、コースを召し上がるとのことだったので、

食後の甘味にお薄(お抹茶)と和菓子を出そう!ってなことになりまして・・・

つるさんから和菓子を作ってほしいと注文されました。

わたし自身も、頼まれる前から「お疲れ様ギフト」として和菓子をお届けしようと

思っていたので、頼まれたらなお更、久々に気合を入れて練り切りを作りました。

練り切りを作るとなると、素人のわたしには仕込みに3日間かかります。

小豆をじっくり炊いて漉し餡を作り、白玉粉で求肥を作り、白あんを練りあげて、

求肥と白あんを合わせてまた練り上げて、ようやく練り切り種ができます。

それを色づけして、漉し餡を包んで成型する・・・

和菓子は季節や行事、物語りをを美しく表現し、そして心を豊かにする

食べられるアートだと、わたしは思っています。

素人のわたしには、デザインを考えるだけでも何日もかかったりします。

月イチでも作っていたら、もう少しスムーズに作れるんでしょうけど、

一年半ぶりのなまった手では、最初の1・2個は作業を思い出すだけで精一杯!

肩こっちゃってこっちゃって、そりゃあもう大変でした。

ほんと、和菓子職人の方々ってすばらしい!根性なしのわたしじゃ到底なれない。

そんな話どうでもいいから、早く写真見せろって突っ込まれそうなので、

ここらで1枚・・・

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最初の1個目・・・ 水仙のつもりですが、ひどいでしょ? 2度見しないでください。

次の2個目もさらっと流し見てください。

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以前にも作った 白椿。 切れ込みの位置が野暮ったい。。。

たかが1,2個作るのに、1時時間以上かかってしまいました。

頭と手が少しづつ慣れてきて、ようやく3個目

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紅梅。 

濃いめの赤を出したくて、ちょっとづつ調節しながらの作業。

色づけにも時間かかり、ふっくらした花びら成型も慎重に・・・

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こちらは春告鳥。(うぐいす)

短冊形の練り切り種をこしあんにかぶせたもの。

明るめの黄緑色を出すのにも時間かかった~ しかもぼかしのグラデーション。

ついでに紅白の重ね梅。 我ながらよくやった!

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雪割草。

名前の通り、冬から春にかけて雪の中から芽が出て咲く小さな花です。

この色づけもかなり難しかったけど、何しろデザインに時間かかりました。

実物の雪割草の画像をネットで探しましたよ。。。

中心のぼかしがポイント。なかなか綺麗じゃないですか? 自画自賛^^

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手毬。

いろいろ余った色で遊んでみました。

いつもネットでいろんな和菓子屋さんの練り切りを参考にしているのですが、

ちょうど画像を検索してる時に、つるさんが横で見ていて「これすっごいね!」

と、感心して見ていたのがこの手毬。

本当の職人さんが作った手毬は、もっともっと繊細なぼかしで、淡くはかなげで、

切込みもこんなに単純じゃありません。

素人のわたしにできるレベルはこれがやっと。。。

それでもちゃんと16切れの菊型にはしてます。

まぁ、カラフルなだけでも、女子ウケしそうですよね。

今回作ったのは全部で8種類。アップでお見せできるのは、これが精いっぱい。

なので小さ目な画像で、全員集合~写真

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コースの甘味に選んだのは「紅梅」と「春告鳥」にしました。

季節感を分かりやすく理解してもらえそうだなぁ~と思って。

奥の4つは試作です。左2個目の「鶯」は成型を何度も何度もやり直したあげく、

もうどうにも形が決まらなくて途中で諦めた・・・

これを見たつるさんには「何これ?みどりのヒヨコみたい」って言われたshock

もうお気づきだと思いますが、今回は1月末のお菓子なので和食で言う「はしり」

2月、3月のイメージです。

とりあえずまだ4月(春)なので、夏になる前にUPできて良かった。

そして肝心の、コースを召し上がったフルマラソン参加のお二人ですが・・・

1人は日本料理のベテランシェフ曰く、

「すごいね。 好きってだけじゃ、素人がここまでのものは作れないよ。」

もう1人はつるさんの職場のサービススタッフで、若い男子曰く、

「わ~!これ、全部食べれるんですか?」

と、、、興味津々な目で召し上がったそうですdelicious

因みに他のいつくかは、仲良しYさんをうちに呼んでティータイムに出したり、

お隣のMさん宅へお裾分けしました。

Yさんは感激しながらじっくり召し上がって、お抹茶もおかわりしてくれましたhappy01

3日がかりのお菓子は、ものの5分で食べられてしまいますが、

人が喜ぶ顔を見ると、本当に作った甲斐があります。

わたしはフルマラソンには参加しなかったけど、フルマラソンのような3日間、

無事完走、完食でしたscissors 

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おつかれさま~ & ごちそうさま~

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2012年1月31日 (火)

久々のUP 洋菓子

こじかです。

こっちにきてからブログの更新もサボリぎみってこともあって、お菓子ネタもずっと

UPしてませんでしたね・・・

と言うわけで、とりあえず溜まってるネタをやっつけで一気に載せちゃいます。

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卵白が余ると冷凍して暇なときに作る、おなじみのチュイール。

今回は手土産用に、ちゃんとカーブをつけました。 家おやつなら平たいまま食べます。

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カーブをつけるだけで何だかちょっと豪華に見えるから不思議。

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こちらもおなじみレアチーズケーキタルト。チーズはKiri使用。

海外ってチーズやバター、生クリームがかなり安いんですよね。

パイやタルトは生地にバターを沢山使用しますが、安いのでジャンジャン使えます。

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お裾分け用のホールと、ちょっと残った生地でカップにも流して味見用。

上はラズベリージャムを濾してゼリーに。

このケーキのタルト生地が余ったので、ピーチタルトも作りました。

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果物も安いのでよく買いますが、桃はやっぱり当たりハズレが多く、

この桃もあんまり味がよろしくなかったので、コンポートにしたものを乗せてます。

桃の皮も少し入れて作るコンポートは色もほんのり桃色になります。

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こうしてカスタードを作って、また卵白が余るんですよね。。。

はい、ノンストップでどんどん載せますよ~

お次は紅茶のロールケーキ。

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紅茶フレーバーのお菓子は作るのも楽だし、紅茶味が好きなので食べるのも好き。

今回は焼き目側が見えるように外巻きに。 よく見ると焼きムラがあるのですが、

食べる時にカットしちゃえばわからないもんね!

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でもカットするとスポンジ生地の気泡のアラが見えちゃうのねぇ・・・coldsweats01

でも仲良くしてるYさんはロールケーキが大好きなので 

「売り物みた~いheart01 どうやったらこんなに綺麗につくれるの~?」 と

喜んで食べてくれました。彼女は料理もお菓子もクッキング自体初心者なので。

続きましては、オレンジのタルト。

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どのお菓子もずいぶん前に作ってたのもですが、このタルトは昨年の8月。

さっぱりした焼き菓子が食べたくなって、ちょうど毎日のように食べていたオレンジを

入れてみちゃおうってことで、洋ナシのタルトのレシピを参考に作ってみました。

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どアップです。 アパレイユのアーモンドクリームの中に摩り下ろしたオレンジの皮を

少し加えてみたら、さわやか度UPup 夏向きのお菓子になりました。

コレ、お裾分けしようと思ってたら、夏休み中で旅行やら帰国などで友達は留守。

つるさんが1切れ食べて、残りはわたくし一人で食べてしまいました・・・

夏が過ぎてようやく栗が出回ってきた頃(10月ですが・・・)、一番好きなケーキ、

モンブランshineが無性に食べたくなり、もちろん売ってるわけないので作ってみた。

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めんどくさい栗の下ごしらえを終え、卵白だけのスポンジ生地をつくり、生クリームを

ホイップして、あとはマロンクリームを乗っければできるはず・・・と作ってみたものも

味はなんとなくモンブランですが、やっぱりモンブラン用の金口を持ってないので

見た目は なんじゃこりゃ??? サラ~っと流してください。

出来の悪いモンブランで残ったマロンクリームで別のケーキを作りました。

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本当はマロンクリームを抹茶のロールケーキで巻く予定だったのですが、

スポンジ生地がちょっと硬くなってしまい巻きづらかったので、スクエア型に変更。

大の大の苦手なケーキのナッペ。 最初の土台塗りがしっかりできないので、

デコレーションなんて、わたしにはもっと難題。なのでスパチュラで筋模様だけ。

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抹茶の色は鮮やかに出ていて良いのですが、しかしナッペがねぇ・・・

栗の甘露煮を混ぜた生クリームと、マロンクリームを重ねて挟みましたが、

抹茶と生クリームに負けて、栗の味はどこへやら?

栗自体が大味で、風味が弱いマロンクリームだったのでなおさら。

やっぱり美味しい和栗って、ぜんぜん違うんだろうなぁ。 この栗は中国産です。

去年は栗ご飯や甘露煮を何度も作りましたが、どれも味が物足りなかったな。

さてさて、お次はこちらもおなじみパウンドケーキ。

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焼きすぎました。生地がやや緩めだったので、火が通るまでに時間かかっちゃって。

半年前に漬けていたラムレーズンが、だいぶいい感じになったので、

ドライアプリコットと一緒に練りこんで焼きました。

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果物と同じくドライフルーツやナッツなども安いので、惜しげなく使えます。

とは言え、ちょっと入れすぎた感がありますが・・・ なんか品がないよねぇ。

こういうバターケーキやマフィンとかって、小腹が空いたときに持って来いです。

日持ちもするので、作っておいてちょっと急いでるときの朝食にもしたり。

で、お次は最後のケーキ?パリブレスト。

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いつもお世話になっているお隣のMさんのバースデーのために作ったのですが・・・

Mさんはシュー生地が好きなんですよ。で、12月だしツリー型のクロカンブッシュに

しようとも思ったのですが、彼女の家はいつも冷蔵庫が満杯なので

一度で食べきれない事も考えて、平たいパリブレストに。

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生クリーム系のケーキはあんまり好みじゃないらしいのでカスタード多めで。

彼女はとにかくシュー生地が大好きなんだそうな。

バースデーケーキにしては地味ですが、本人のリクエストには応えられたので

ま、よしとしよう。(小学生でもできそうなデコですが・・・)

味見してないので、どんな出来だったかはわかりません。彼女は一人でほぼ全部食べた。

いやぁ、ほんとに一気に載せてしまいましたが、お腹いっぱいですよね。

ほかにもちょこちょこ作ってたりするのですが、撮り忘れや しどい出来だったりで、

ネタにできるのも、一気にUPできる程度しかないってことですね。

そのうち和菓子編でまた一気にUPしますので、お楽しみに~happy01

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2010年5月23日 (日)

春~初夏の上生菓子

こじかです。

暖かい季節に変わったので、また季節のお茶菓子を作りました。

和菓子というのは使う材料が豆(餡子)を中心として寒天や小麦粉、餅粉など、

わりと年中同じものを使いますが、ちゃんと季節を重んじたお菓子を作ります。

わたしは和菓子職人ではないので、たいそうな事は言えませんが、季節を大切にする

その「和」の心が好きです。

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今回作った練り切りは4種。 待ちに待った春のイメージです。

中身はすべて漉し餡です。

写真を撮るのが下手なので、漆のお盆に反射していろいろ写り込んでしまってます。。。

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すっかり旬は過ぎてしまいましたが、左のは「さくら」です。

ちょっとふっくらしすぎて梅のようにも見えますが、淡い色みには満足。

いつも色付けが濃くなりがちで失敗するのですが、今年は成功。

右の黄色いのは創作です。 銘は「春嵐」。 勝手に命名してみました。

蝶々のような春らしい色と、温かく芳しい香りの春風をイメージしました。

まん丸系は切れ込みなどの細工が要らないので楽です。笑

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左は「新緑」。青々とした若葉の形です。この葉の上に小さな白い練り切りを一粒

乗せると、「落とし文」という名前の茶菓子になります。

6月くらいになると和菓子屋さんではわりと普通に売られています。

右のものは「杜若(カキツバタ)」。

5~6月は、菖蒲、あやめ、杜若、花菖蒲・・・似たような植物が沢山咲きていますね。

どれも全てちゃんと違いはあるんですが、説明していくと長くなるので

一応、杜若の特徴だけご紹介。

杜若は花の色が青紫、紫、白などがあり、花弁の基部に白い班紋があり、

葉は細く先が尖って葉脈は目立ちません。水湿地帯に生育し、開花期は今が旬。

因みに花名は、花の汁で布を染めていたことから「書き付け花」の意味から由来。

ついでにちょっと艶っぽい?お話をもうひとつ。

伊勢物語に出てくる、杜若をもじった「あいうえお作文」のような歌があります。

らごろも

つつなれにし

ましあれば

るばるきぬる

びをしぞおもう

伊勢物語の中で在原業平が旅に出た際に、三河の八橋で詠んだ歌で、

「着馴れた唐衣のように馴れ親しんだ妻が都にいるので、

はるばるこんなところまで来た旅を 悲しく思うのだ

という意味だそうな。。。

ん~~うまいなぁ。さらっとこんな歌が浮かぶなんて、粋な人なんでしょうねぇ。

日本にはこういったお話や戯曲、短歌、俳句に因んだお菓子がいろいろあります。

これから見頃の杜若や花菖蒲、藤に紫陽花・・・、日本の花見はまだまだ盛り沢山。

花を愛でながら、ちょっと一服、艶っぽい茶菓子でもいかがですか?

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2010年5月20日 (木)

ボスのバースデーケーキ

こじかです。

このところ、人にあげたり差し入れするために作ったお菓子は失敗ばかり。。。

構想だけが先走って、実際作ってみると腕がついていかず予想とは違う仕上がりに。

先週うちのボスの誕生日だったのでキャラメルムースのケーキを作りました。

ボスは年中ダイエットをしている?ので、あんまり甘いものは良くないんだろうけど、

本人は甘いものだぁ~い好きなオジサマ(日本人)です。

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なるべくヘルシーなものにしようと考えてムースにしたのですが、

チョコだと高カロリーだし、抹茶や緑茶はあまり好きじゃない人なので、それもNG。

ヨーグルトやフルーツ系にすると、彼らは毎朝食べているので特別感がないなぁと思い、

キャラメルムースにしてみました。

でも、よくよく考えると、キャラメルって結構な量の砂糖を使うんですよね。。。

ショートケーキ系のデコレーションよりかは少ないけれど、ムースを作るには

生クリームもしっかり使う。

予定より高カロリーなケーキにしてしまった。 ははは。

タルトを土台にし、ムースの間にスポンジケーキも挟み、上がけはカラメルゼリー。

コーヒー液で模様をつけました。。。が、

50代のオジサマなので、ちょっと大人っぽく仕上げようと思ってやってみたんだけど、

模様はあんまり綺麗に描けなかったし、セルクルを抜く時に温めすぎて側面がダレた。

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デコ用のチョコ細工も、予定では白と黒の交互にして並べるつもりだったのに、

ブラックチョコの方はテンパリングが何度やっても失敗で、全部おじゃんに。。。

ホワイトチョコも、シートからはがす時に何枚か割れた。

結局まだ使えそうなチョコがこれくらいしかなくて、寂しいくらいシンプルなデコに。

ムースも、ゼラチンを溶かしたキャラメルソースをホイップクリームに混ぜるとき、

ソースを冷やしすぎてクリームに混ぜているそばから固まりだし、

型入れのときに綺麗に流せず、側面が凸凹&気泡が目立ってしまう仕上がり。

ホントはわたし、洋菓子作りに向いてないのかも・・・と最近よく思う。

手順や手際が悪いのか、頭が悪いのか、腕が悪いのか。。。全部か?

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自分用に小さめのセルクルでも作りました。↑

ホールケーキだと、人様にあげるとき味見も中身の確認もできないですからね。

表面、ポコポコ気泡が見えます。失敗して「す」が入ったプリンみたい。

台のタルト生地もサイズが微妙で、ムースから透けて見えてるし・・・。

切ってみた断面は、ムースが蒲鉾みたいに見えて、美味しそうな画ではない。

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味は良かったです。思ってるよりも甘ったるくなく、カラメルゼリーの苦みもほど良い。

ただ、スポンジがしっとりしすぎて存在感がまるでない。

ムースに挟むならビスキュイ生地にしたほうがいいんでしょうね。

タルトもセルクルの周りだけが焼けすぎて、焦げ色がついてしまった。

ホール用の分と同じ時間焼いてたから、焦げても当たり前。 自分用だからテキトー。

こんなものでもボスは喜んで食べてくれるだろう。。。

彼は「食べるの大好き、甘いものは特に好き♡」だから。

出来上がったケーキを届けに行くと、部屋着っぽいラフな格好で、本人が出てきた。

この日は休日で、奥様やお子さんもみんな出払ってしまっているとのこと。

仕事も休みで、誕生日なのに家で1人だなんて。。。。。ちょっと寂しそうなボスでした。

やっぱりウクライナ人を見習って、自分の誕生日には自分が主催で

パーティーをやる方が賑やかでいいのかもしれませんね。

皆さんの思う、理想の誕生日パーティーってどんなですか?

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2010年5月16日 (日)

かりんとう~

こじかです。

キエフの街並みはすっかり美しい季節に変わってきました。

が、この季節によくある雷&スコール。日本の梅雨みたいにジメジメしていないから

不快感はあんまりないのだけれど、雨が降るとけっこう寒い。

陽が差していると暑いのに雨で急に冷え込むので、着るものにとても困っています。

極度の寒がりなので、わたしはまだまだ半袖は着れませんね。

さて、、、もう半月も前に作ったかりんとうです。

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材料が少なくて簡単なお菓子、何かないかな~と考えていたらかりんとうになりました。

ちょうどボリボリ食べられるおやつも欲しかったし、バターを使わずに済むし。

小麦粉に卵と砂糖を混ぜて、できた生地を延ばし適当な大きさに切って油で揚げる。

砂糖を鍋で溶かし、結晶化寸前に揚げたかりんとうを入れて絡める。

・・・だったと思う。メモをとらなかったので忘れてしまった。。。

わたしのは黒砂糖がないのでグラニュー糖です。生地に胡麻もすこし入れました。

揚げ方が3度揚げなので少々手間がかかるのですが、これを適当にやると

カリっとしたかりんとうにならないんですねぇ・・・・・・・・・・適当にやってしまいました。

顎が疲れるくらい、ガリっとした硬いかりんとうができあがりました。

普段、柔らかいものばかり食べているので丁度いい顎の運動かも。

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とは言え、かりんとうとしては失敗。 硬すぎて誰にも分けられない。

味は悪くないけど、見た目的には糖衣がけもちょっとやりすぎた。

材料は少ないけど、揚げ物で砂糖いっぱいだとカロリー高そうだな・・・。

白砂糖っていうのはあんまり身体によくないことも多い。

血液の酸性化でドロドロ血の原因にもなるし、低体温や低血糖になり

基礎代謝を下げてしまい寒がりになる。→まさにわたし!

白血球の働きを悪くする事もあり、病気や怪我も治りにくく、血が止まりにくくなる。

免疫力が低下したり、カルシウム不足にもなる。

怪我じゃなくても、口内炎とか歯の治療後などは白砂糖は控えたほうがいいです。

もちろん本来は糖分を使っている食べ物は良くないです。

もし砂糖を摂取するなら蜂蜜やメープル、黒糖などの方が良いかも知れません。

一番いいのは羅漢果らしいですが、用途によって使い分けるのが良いのでしょうね。

あと本当かどうか分からないし個人差もあると思いますが、白砂糖は中毒になる、

という話もありますよね。

世の中では白砂糖は「悪者さん」みたいです。

とは言え、砂糖を取らない生活なんてムリです。わたしみたいなお菓子好きには特に。

料理にだって日本食には砂糖が欠かせません。煮物や照焼き、タレ、つゆ、・・・

それに白砂糖なんかより、もっと身体に悪い食べ物はいっぱいあります。

要は、何でも取り過ぎちゃいけないって事なんですよね。

自然界にある食べ物をバランス良く摂取しましょうってことです。

でもわたし・・・あんまり偉そうに言える生活してません。 バランス、悪いもんなぁ。

そんなこと考えながら食べていると、なおさら硬く感じる「かりんとう」なのでした。

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2010年5月 5日 (水)

どらやき

こじかです。

家の前のポプラ並木が、すっかり青々しくなってきました。

数日前のことですが、眠れなくて夜中に庭へ出てみたら、まーん丸お月さまでした。

ウクライナから見ている月と、日本で見ている月は角度がきっと違うんですよね。

こっちが満月のときは日本も満月なのかしら???

そんなことを思いながら作ったからなのか?こんなまん丸に出来上がりました。

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はい、ドラえもんの大好物です。

ホットプレートがないので、焼き加減をちょっと間違えると皮が綺麗に焼き上がらない。

タネを作るのは簡単なんですが、意外と繊細な作業なんですよね。

やっぱりどら焼きは皮!皮の柔らかさやしっとり加減が大事ですよね。

餡や皮の味は美味しいのですが、毎回自分の納得のいく皮にはならない。

わたし、まだまだ下手っぴなんですね。

外で買ってくるどら焼きって、なんで時間が経っても柔らかくしっとりなんだろう・・・

今回はなるべく硬くならないように、と思って、蜂蜜を多めに入れたのですが、

おかげで中心に火が通るまえに色付く、やや焦げやすい生地になってしまい、

焼くときに微妙な加減が必要で、慣れていないもんだから焼きムラができでしまった。

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やっと作りおきの餡が全部使い切れました。むしろちょっと足りないくらいでした。

どらやきって餡をケチるとおいしくないですからね。 どーんと入れないとね。

練り切りやお饅頭、大福などを作るときは、餡子は一玉何gって決めて、

ちゃんと量って団子にしないと、皮からはみ出たり大きさが揃わなかったりするし、

硬さ調節のため、餡子の火取り(水分とばし)もしなきゃいけないけど、

どらやきは気にせず好きなだけドテッと塗って挟むだけ~ 楽ちんです。

焼けた皮はすぐにラップで包むか、固絞りの布巾で挟んでおくと、しっとり柔らかに。

それ以外にもコツがありそうですから、ご存知の方がいたらコメントお待ちしてます。

先週はお呼ばれやスタッフの誕生日があったりでケーキ三昧でした。

相変わらずこの国の人々は、誕生日は「自分がもてなす」のがマナー?

ケーキも料理も自分で作るし、人を集めるのも自分。

彼女は「誕生日にはやることがいっぱいあって前の晩から忙しいのよね~」と、

言いながら、彼女が作って持ってきた巨大なケーキをみんなで戴きました。

久しぶりにゆっくり楽しいおしゃべりができたわ。

わたしは18㎝の小さめ?の型でスポンジを焼き、ズコットを作りました。

本当は前日からフレジェを作っていたのですが、大失敗!も~悲惨な状態に。

当日の早朝からフレジェを解体して苺だけを取り出し、作戦変更ズコットに作り直し。

スポンジもクリームも作り直し、苺だけ再利用。

苺は高いし、買いに行っても綺麗なものがいつも売っているとは限らないので。

焦りすぎて生クリームは立てすぎ、ナッペはただでさえ苦手なのに最悪なデコに。

という事情で、ズコットの画像はUPしないと思います。

当日、彼女が作った巨大ケーキを3ピースも食べ、それでも半分残っていたので、

家用に切り分けてもらって次の日も食べ、解体後の無残なフレジェも自分で食べ、

切り落としの余ったスポンジと、余ったクリームで、簡単なトライフルも食べ。。。。

実は彼女の誕生日の前日も、お呼ばれがあって差し入れのケーキを食べていたので、

何だか体中から甘いクリームの匂いがしているような気がする一週間でした。

餡子が食べたい・・・と思ったけど、どらやきで使い切ってしまったので、

また小豆を炊かなくちゃなぁ。。。

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